コエステーションに対応!

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2022年5月24日

報道関係者各位
プレスリリース

有限会社オフィス結アジア

iPadで使うコミュニケーションアプリ「指伝話メモリ」がコエステーションと連携
〜名古屋大学医学部附属病院で実証実験開始〜

有限会社オフィス結アジア(本社:神奈川県藤沢市、代表取締役:高橋宜盟)は、エイベックス子会社のコエステ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:加藤信介)が提供する音声合成サービス「コエステーション」で作成した「コエ(声)」を、当社のコミュニケーションアプリ「指伝話メモリ」で使用できる新バージョン(1.5)をリリースしたことをお知らせします。

「指伝話メモリ」は、画面上に表示されたカードをタップすることで、流暢な合成音声で話を伝えるツールとして、病気や障害によって自分の声で話がしづらい方も多く利用しています。また、身体が不自由で画面のタップができない方にも使い易い工夫がされており、日常生活の中のコミュニケーションアプリとして、ALSや筋ジストロフィーなど難病の方や特別支援学校などでも利用されています。

「コエステーション」は、声の特徴を学習してテキストから発話させる音声合成技術を活用し、実在する人物の声をもとに生成した合成音声「コエ(声)」のデータを集めたプラットフォームです。スマホアプリで、自分の声に似た合成音声を簡単に作ることができます。

「コエステーション」で作成した「コエ(声)」を、ネットワーク通信がない環境でも使えるようにして欲しいという要望が寄せられており、使い易いインタフェースの「指伝話メモリ」との組み合わせでその要望を実現しました。既に「コエ(声)」を作っている方は、「指伝話メモリ」の中で「コエステーション」のアカウントにログインして連携させるだけでお使いいただけるようになります。

国立大学法人東海国立大学機構 名古屋大学大学院医学系研究科の研究グループ(研究代表者:耳鼻咽喉科学 西尾直樹講師)では、「コエステーション」に対応した「指伝話メモリ」を使って、入院中の患者さんのコミュニケーション環境を改善する実証実験を開始しました。声で伝えることが難しい患者さんが、医師や看護師との意思疎通をしやすくする取り組みを行います。

今後も、当社は、人と人とのコミュニケーションをサポートする製品・サービスを、福祉・教育現場に届けて参ります。

【指伝話メモリについて】
流暢な合成音声と使い易いインタフェースが特徴の指伝話アプリシリーズの中でも、指伝話メモリはインタフェースを整える自由度が高く、さまざまな使い方ができると人気のアプリです。
カードを1枚選択すると、音声で話を伝えるのが基本的な使い方ですが、音楽の再生・メッセージの送信・家電操作を行うインタフェースとしても利用できるので、身体の不自由な方たちに、日常生活をより良くするための環境としてお使いいただくことが増えてきました。

ALSや筋ジストロフィーの難病の方たちは、身体のわずかな動きでiPadを操作する仕組みを使う際に、指伝話メモリの操作であればより簡単に扱うことができ、カードを1枚選んだ時にできることが、発話だけでなく身の回りのことにまで広がるので、「できることが少なくなる日々ではなく、指伝話メモリを使うことで自分できることが増える日々になる」と評価されています。

■アプリについて
アプリ名:指伝話メモリ
定価:20,000円
バージョン:1.5
動作環境:iPad(iPadOS 13以降を推奨)
購入:AppStoreにて販売

■障害者支援制度の利用について
身体障害者手帳をお持ちの方への支援制度「日常生活用具」を利用して、有用なコンテンツを含めた「指伝話コミュニケーションパック」を導入することができます(市区町村の判断による)。

【コエステ株式会社 概要】
事業内容:音声合成コンテンツの企画・制作・開発・流通事業
所在地:東京都港区三田1-4-1 住友不動産麻布十番ビル
代表者:代表取締役社長 加藤信介
設立日:2020年2月5日
URL:https://coestation.jp/

【有限会社オフィス結アジア 概要】
事業内容:コミュニケーションアプリ「指伝話(ゆびでんわ)」シリーズの開発・販売
所在地:神奈川県藤沢市村岡東3-12-10
代表者:代表取締役 高橋宜盟(たかはし・よしあき)
設立日:1997年2月14日
URL:https://www.yubidenwa.jp/

【報道関係者のみなさまからのお問い合せ先】
有限会社オフィス結アジア
info@yubidenwa.jp


 




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