指伝話メモリ for ST

 言語聴覚士専用の「指伝話メモリ for ST」

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指伝話メモリ for ST

中等度〜重度の失語症者に対する言語訓練ですぐに使える絵カードセットが、呼称、聴理解、読解の3つの提示方法で準備されています。これら基本語の絵カードに加え、文字をかな表記・ルビ付にした絵カードや、嚥下機能の説明用絵カードなども提供しています。
指伝話メモリ for STから書き出された絵カードセットは、一般の指伝話メモリまたはYMプレーヤーで閲覧した場合、編集はできなくなりますので、言語聴覚士が指定した順番と表示方法で絵カードを使ってもらうことができます。

製品情報

アプリ名 指伝話メモリ
バージョン 1.5.1 (2023年3月17日)
動作環境 iPad専用。iPad OSは13以降
価格 55,000円
ご購入 AppStoreでの一般ダウンロード販売はしていません。
直接、言語聴覚士の方・言語聴覚士が勤務する施設や組織に対して提供しています。
お試し版 カード編集はできませんが、指伝話メモリで作成したサンプルセットを操作しながら機能が確認できる指伝話RTが無料でダウンロードできます。指伝話メモリはiPad専用ですが、指伝話RTはiPhone/iPadのどちらでもお使いいただくことができます。

アプリの特長

呼称(p:sp)

「これは何ですか?」
1枚の絵カードを提示し、タップすると音声と文字で名称を提示します。

聴理解(sp:p)

「ご飯はどれですか?」
1画面に複数枚の絵カードを提示し、名称を伝え、カードを指で指してもらいます。タップすると音声と文字で名称を提示します。
絵カードを位置を並び替えて再度表示したり、同時に表示するカードの枚数を変えたりすることができます。

読解(le:p)

画面の真ん中に示された文字に対応する絵カードを、周りの絵カードから選び指で指してもらいます。タップすると音声と文字で名称を提示します。

指伝話メモリと指伝話メモリ for STとの違い

大きな違いは、指伝話メモリ for STが
○一般販売せずSTのみ(もしくはSTの所属する病院や施設)に提供している。
○機能として、ST専用の絵カードが付属している。
○ST版で専用の絵カードを使用した絵カードセットを書き出した場合には 指伝話メモリでは編集できない。
○専用の絵カードを使用していない場合は、指伝話メモリで編集できるようにするかどうかを指定できる。
という4つの機能があることです。
なお、どちらのアプリで書き出した絵カードセットも、YMプレーヤーに読み込んで使用することができます。

指伝話メモリ for STで提供される絵カードについて

現在、指伝話メモリ for ST で提供されている絵カードセットは、Basic64と呼ばれる基本語64個の絵カードと、それらから作成された、呼称(p:sp)、聴理解(sp:p)、読解(le:p)のセットが60セット入っています。失語症中等度~重度を対象して準備されており、若手STの方も失語症訓練の中核である語彙訓練を適切に始めることができます。
また、日本語の表記に関しては、ひらがな、漢字、ルビ付の3種類があります。

Basic64にある単語は、どの方にも馴染みが深く、想起しやすいものを選んでいます。その指標として、単語心像性を収録したNTTデータベース(NTTデータベースシリーズ「日本語の語彙特性」2005)を参考にしています(Basic64の単語は、すべて文字単語心像性が5.7以上であり、その大半は6.0以上です)。

その他、嚥下に関する説明用の画像セット、読み仮名を確認するためのカードセットなどを追加提供しています。今後、動作語や、他の語の絵カードも提供予定です。野菜の写真など一般的な絵カードに使える画像は、随時無償で提供しています。

最初のご購入時に、Basic64から作成した絵カードセットを提供します。その後の絵カードの追加は、別途、有償または無償で提供しています。

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