指伝話メモリから家電を操作する
指伝話ホームパック:詳しい説明
指伝話ホームパックの特長
Nature Remoなど赤外線リモコンをまとめてiPadから操作できるようにする製品が人気です。スマート家電と呼ばれるようなスマホやタブレットでの操作を最初から考慮した製品ではなく、昭和の時代から使っていた赤外線リモコンのついた家電もスマート化できることが特長です。
iPadの中にリモコンが入ってしまうイメージです。登録するリモコンによっては、リモコンのイメージそのままの画面を自動的に作成してくれます。
しかし、スイッチコントロールや音声コントロール、視線入力などでの操作をするには、小さいアイコンやスライドバーによる操作は不便に感じることもあります。
そこで、指伝話メモリのカードから操作をするようにすれば、画面タップでの操作はもちろん、スイッチコントロール・音声コントロール・VoiceOver・視線入力など、さまざまな操作方法に対応した簡単な画面を準備できますので、操作のストレスをなくすことができます。指伝話メモリのカードを選択して家電の操作が行えるようになります。
指伝話メモリからショートカットを呼び出して、ショートカットからNature Remoを呼び出して、といった難しい操作を簡単に設定できるようなテンプレートを用意しました。手順に従って一度設定していただければ、お使いの家電製品を指伝話メモリから簡単に操作していただくことができるようになります。
セットアップ手順
1)ダウンロードとインストール
それぞれのパックごとに、 ショートカット と 指伝話メモリのセット が必要になります。ダウンロードを行なってください。
2)準備
Nature Remoアプリで、家電の操作をひとしきり行います。これにより、リモコン操作のそれぞれの内容が、ショートカットアプリの中に候補として表示されるようになります。
3)ショートカットの設定
① ショートカットの実行
ダウンロードしたショートカットを一度実行します。各ショートカットの最後に指伝話メモリを呼ぶショートカットを実行しており、その実行許可を最初の1回確認されますので、許可をします。
② ショートカットの編集
ショートカットのテンプレートは、事前にスクリプトが用意されています。「もし」〜「If文の終了」の間に、該当するアクションのショートカットを候補の中からドラッグして挿入します。
テンプレートに記載されている条件の単語と、Nature Remoで表示されている単語は必ずしも一致しません。テンプレートにある内容に合致するものを選んでください。
テンプレートにあってもNature Remoで作成したショートカットがない場合もあります。その場合はその単語については無視して結構です。
挿入した後には必ず「実行時に表示」のオプションをオフにしてください。オンのままだと実行時に確認大アイアログが表示されて操作が止まってしまうことになります。

4)指伝話メモリのセットの編集
① セットの編集
セットには、2種類用意しています。例えば、テレビ用のセットは、YHP_テレビ と YHP_テレビ_Lib の2つがあります。YHP_テレビ の方は一般的なサンプルです。YHP_テレビ_Lib は使用するであろうと想定してあるカードをすべて含んでいるセットです。最初は YHP_テレビ の方を使うと設定する内容も少なく、すぐに使い始めることができるので良いです。
サンプルのセットは、通常の指伝話メモリのセットの編集と同じようにセットを開き、使用しないカードは削除し、使用するカードを自由に配置してください。表示枚数の変更など、お好みで行なってください。
一番左上のカードは、そのセットを呼び出すメニューとなるセットに戻るカードにすると良いです。
サンプルセットは、それぞれのカードの説明欄にアプリ呼び出しに登録する内容が書かれています。既にアプリ呼び出し欄には登録済みですので、カードを編集する必要はありません。もし、他のセットからサンプルセットのカードを読み込んだ場合にはアプリ呼び出し欄はクリアされますので、説明欄に書いてある内容をコピーして登録してください。
