iPadOS/iOSのアップデートの前に

サポートサポート情報お知らせ

iPadOS 16について

アプリ自体の動作は問題ないですが、スイッチコントロールや音声コントロールでの利用に際して、iPadOS 16が内包する問題があり、注意が必要です。

スイッチコントロールのグライドカーソルと設定
グライドカーソルを使う場合、次のいずれかの条件では、オブジェクトを選択した際のカーソルの状態が画面に残る現象があります。
条件1:スイッチのアクションが「タップ」の場合
条件2:スイッチののアクションが「項目を選択」で、タップの動作を「自動タップ」にしている場合
これはOSの問題ですが、回避方法としては、グライドカーソルを使う時には、アクションを項目を選択にして、タップの動作を「デフォルト」にしてハイライトメニューを表示することです。操作ステップが増えますし、ハイライトメニューの表示がでることで使い勝手が大きく変わってしまいます。
特に、指伝話メモリをタップ操作だけでお使いになっている方は影響が大きいです。
この方式で操作されている方は、iPadOS 16への更新はせず、15をお使いになることをお勧めします。

音声コントロールと項目番号について
指伝話メモリを音声コントロールで使用する場合、項目番号とカードの順番が一致するのが使いやすい魅力の一つでした。iPadOS 16では、マルチタスクを呼び出すボタン(画面の中央上部にある3つの点々のアイコン)にも番号が振られることになってしまいました。マルチタスク(ステージマネージャー)をオフにしてもそのアイコンが表示されてしまっている問題があり、番号がずれた感じになる問題は解消されません。操作ができないという訳ではないのですが、この点に違和感が残るということをご留意の上でお使いいただくことになります。

ショートカットアプリについて

指伝話メモリとともに使用するショートカットアプリは、iOS/iPadOS 15で大幅な仕様変更がありました。15.0, 15.0.1での動作は不安定な面があったので、iPadOS 14であれば14.3以降、iPadOS 15であれば最新版を推奨します。
iPadOS 15にアップデートした後に注意すべき点は、次の点です:
・ショートカットを各ステップの実行は、必ず一度実行をしてから使用してください。セキュリティが厳しくなり、初めての実行時に動作確認ダイアログが表示されます。特にスイッチ操作で指伝話メモリを使用してショートカットを呼び出す場合は、その動作確認ダイアログの表示への反応をスイッチで行うのは手間がかかりますので、事前に実行しておくことをお勧めします。

iPadOS アップデート後の対応

iPadOS をアップデートされる方は、次の点をご注意ください。

◎ 指伝話メモリ・指伝話メモリ for ST

次の点にご注意ください。
iPadOS で初めてカードを作成する際に、”写真”へのアクセスの確認が求められた時は、「すべての写真へのアクセスを許可」を選択してください。もし、「写真を選択…」や「許可しない」を選択してしまった場合には、設定アプリで指伝話メモリの設定を開き、”写真”のアクセスを変更してください。

◎ スイッチ接続キット(変わる君)

iPadOS/iOS 13.4以降で、古いファームウェアでお使いの場合は、スイッチコントロールが使えなくなるなどの問題があります。ファームウェアの交換で解消します。詳しくはこちらをご覧ください


iPadOS/iOS バージョン別対応状況

表の中の記載例:

: 動作する環境
: 動作する環境・注意点があります
X : 動作しない環境
アプリ バージョン iOS 9 iOS 10 iOS 11 iOS 12 iOS 13 iOS 14 iOS 15 iOS 16 注意点
指伝話メモリ 1.5
指伝話メモリ for ST 1.4.3
YMプレーヤー 1.4.3
指伝話RT 1.4.3
指伝話プラス・指伝話 1.6.1
指伝話文字盤 1.4.1 X
指伝話ぽっぽ 2.3.1
指伝話ちょっと 1.5.1 ※1
注意点 説明
※1 iPadOS/iOSの新しい機種での画面サイズに対応していません。
◎ スイッチ接続キット(変わる君)について

iPadOS/iOS 13.4以降で、古いファームウェアでお使いの場合は、スイッチコントロールが使えなくなるなどの問題があります。ファームウェアの交換で解消します。詳しくはこちらをご覧ください

◎ 指伝話ぽっちに関する過去のお知らせ

指伝話ぽっち(スイッチ接続のためのアダプタ)について
2019年10月1日 指伝話ぽっちは、販売を終了しました。引き続き製品をお使いでサポートが必要な方は弊社サポート(info@yubidenwa.jp)までご連絡ください。

指伝話ぽっちのファームウェア更新プログラムについて
iPadとスイッチを接続するBluetooth接続のアダプタ「指伝話ぽっち」は、iOS 11以降ではBluetoothの接続時に、ペアリングができない状態になります。
2017年10月26日以降に出荷している製品では問題を解決した製品になっています。10月26日以前にご購入いただいた方で、iOS 11以降をお使いになる場合には、ファームウェアの更新が必要となります。詳しくはこちらをご覧ください。

◎ 指伝話ボード、指伝話ボードプラス、指伝話50について

これらのアプリは、現在は新規購入はできません。既にご購入いただいた方はダウンロード可能です。ただし、最新OSでの動作を保証していません。今後のバージョンアップの予定はありません。ご了承ください。
詳細は、販売終了品をご確認ください。

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